審美歯科治療

歯ぐきの健康がなぜ大切なのか?/③全身健康との関連性

皆さん、こんにちは。いそ歯科医院 院長の大川です。

前回は、歯周病が歯を失う原因になることをお話ししました。今回は、歯周病が私たちの体の健康、つまり全身の健康にどのような影響を与えるのかについて深掘りしていきましょう。

歯周病菌が全身を巡る

歯周病の原因となる歯周病菌は、ただ歯を溶かすだけでなく、私たちの体内に侵入し、様々な病気との関連性が指摘されています。

心臓病との関連性

歯周病菌は、血液に乗って心臓に到達し、動脈硬化を促進したり、心内膜炎を引き起こす可能性があります。歯周病と心臓病には深い関連性があり、歯周病患者さんは心臓病のリスクが高いことがわかっています。

糖尿病との関連性

糖尿病患者さんは、歯周病になりやすく、また、歯周病が悪化すると、血糖コントロールが難しくなることがあります。歯周病と糖尿病は互いに悪影響を及ぼし合う関係にあるのです。

その他の病気との関連性

歯周病は、以下のような病気との関連性が指摘されています。

  • 呼吸器疾患: 肺炎、慢性閉塞性肺疾患(COPD)
  • 早産・低体重児出産: 歯周病菌が胎内に感染すると、早産や低体重児出産のリスクが高まる
  • 関節リウマチ: 歯周病菌が関節リウマチの発症に関与している可能性がある

なぜ歯周病が全身に影響を与えるのか?

歯周病菌は、毒素を出し、炎症を引き起こします。この炎症が、血管内を巡り、様々な臓器に悪影響を及ぼすと考えられています。また、歯周病菌は、免疫システムを過剰に活性化させ、慢性炎症状態を引き起こす可能性もあります。

まとめ

歯周病は、単なる口の中の病気ではなく、全身の健康に大きく影響を与える病気です。歯周病を予防し、治療することは、全身の健康を守るために非常に重要です。

いそ歯科医院では審美歯科や歯周病の無料相談を行っております。是非ご利用ください!

いそ歯科医院 歯周病ホームページ https://www.isodent.

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