審美歯科治療

審美歯科と歯ぐきの健康/②インプラントと歯周病

皆さん、こんにちは。いそ歯科医院名 院長の大川です。

前回のブログでは、ラミネートベニアと歯ぐきの健康についてお話しました。今回は、もう一つの審美歯科治療として人気の高い「インプラント」と、歯周病の関係性について深掘りしていきます。

インプラントとは?

インプラントとは、失われた歯の根の部分を人工の歯根で補い、その上に人工の歯を装着する治療法です。天然の歯とほぼ同じように噛むことができ、見た目が自然なため、多くの方に選ばれています。

インプラントと歯周病の関係性

インプラントは、天然の歯とは異なる素材でできていますが、歯周病になる可能性はあります。インプラント周囲炎と呼ばれるこの病気は、歯周病と同様に、細菌感染によって起こり、インプラントを支えている骨を溶かしてしまうことがあります。

なぜインプラント周囲炎が起こるのか?

  • 口腔内の衛生状態: 歯磨きが不十分だったり、歯周病菌が残っていたりすると、インプラント周囲に細菌が繁殖しやすくなります。
  • インプラントの設計・手術: インプラントの設計や手術が適切に行われていない場合、歯周病のリスクが高まることがあります。
  • 全身疾患: 糖尿病や免疫力の低下など、全身疾患もインプラント周囲炎の発症リスクを高める要因となります。

インプラント周囲炎を防ぐためには?

インプラント周囲炎を防ぐためには、以下の点に注意することが大切です。

  • 徹底した口腔ケア: 歯磨きだけでなく、歯間ブラシやデンタルフロスを使って、インプラント周囲を丁寧に清掃しましょう。
  • 定期的な歯科検診: 定期的に歯科医院を受診し、歯科医師や歯科衛生士に口腔内の状態をチェックしてもらいましょう。
  • プロフェッショナルクリーニング: 歯科医院で、専用の器具を使って歯垢や歯石を除去してもらいましょう。
  • 全身疾患の管理: 糖尿病などの全身疾患がある場合は、しっかりと管理しましょう。

インプラント治療を受ける前に

インプラント治療を受ける前に、必ず歯科医師に相談し、口腔内の状態をしっかりと診てもらいましょう。歯周病がある場合は、事前に治療を行う必要があります。

まとめ

インプラントは、失われた歯を回復させる素晴らしい治療法ですが、歯周病のリスクを伴うことも忘れてはいけません。インプラントを長く美しく保つためには、日々の口腔ケアを徹底し、定期的な歯科検診を受けることが大切です。

歯科医師と協力して、健康な口腔環境を維持し、美しい笑顔を長く続けましょう。

いそ歯科医院ではインプラントや歯周病の無料相談を行っております。是非ご利用ください!

いそ歯科医院 歯周病ホームページ https://www.isodent.

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