インプラント治療

インプラント治療の種類と特徴⑦:骨造成術で、インプラント治療の可能性を広げよう

インプラント治療を受ける上で、骨の量が十分であるかどうかは非常に重要なポイントです。歯周病などで骨が吸収されてしまったり、先天的に骨が薄い場合、インプラントを埋め込むための十分な骨がないことがあります。そんな時に必要となるのが、「骨造成術」という手術です。

骨造成術とは?

骨造成術とは、簡単に言うと、失われた顎の骨を再生させる手術です。人工骨や患者さん自身の骨などを移植することで、インプラントを埋め込むための十分な骨量を確保します。

骨造成術が必要なケース

  • 歯周病などで骨が吸収されてしまった場合
  • 先天的に顎の骨が薄い場合
  • 歯を抜いた後の骨が痩せてしまった場合
  • 上顎洞挙上術と併用する場合

骨造成術の手術方法

骨造成術には、様々な方法がありますが、一般的には以下の様な方法で行われます。

  • 自家骨移植: 患者さん自身の骨(顎の骨や太ももの骨など)を採取して、足りない部分に移植する方法です。
  • 人工骨移植: 人工的に作られた骨の材料を移植する方法です。
  • 成長因子を用いた骨再生: 骨の再生を促進する成長因子を併用する方法です。

骨造成術のメリット

  • インプラント治療が可能になる: 骨の量を増やすことで、インプラント治療が可能になります。
  • 安定したインプラント治療: 十分な骨量を確保することで、インプラントがしっかりと固定され、長期的な安定性が期待できます。

骨造成術のデメリット

  • 手術が必要: 追加の手術が必要となるため、治療期間が長くなります。
  • リスク: 出血、感染、神経の損傷などのリスクが伴います。

まとめ

骨造成術は、インプラント治療を受ける上で、非常に重要な手術の一つです。骨の量が少ないためにインプラント治療を諦めていた方も、骨造成術を受けることで、インプラント治療が可能になるかもしれません。

しかし、手術にはリスクが伴いますので、必ず歯科医師とよく相談し、ご自身の状態に合った治療法を選ぶようにしましょう。

当院ではインプラントの無料相談を行っております。是非ご利用ください!

いそ歯科医院 歯周病ホームページ https://www.isodent.

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